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感染リスクを減らす 電子マネー・キャッシュレス決済の種類と活用法

マンション生活

キャッシュレス決済の種類

種類 クレジットカード 電子マネー デビットカード
支払方法 約一ヶ月分の支払いを、まとめて後払いする。 予めお金をチャージしておいて、都度の支払いに充てる。 買い物をしたらその都度、銀行口座から直接引き落とされる。
VISA, Master, Diners Club, JCB, American Express 交通系: Suica,PASMO等、各地域のカード
流通系: Edy, nanaco, WAON 等
VISA, MasterCard, JCB, J-Debit
非接触 △ 店員との受け渡し ◎ 自分でかざす △ 店員との受け渡し※
支払タイミング ポストペイ(事後払い) プリペイ(事前払い) リアルタイムペイ(即時払い)
作成時の審査 必要 不要 不要
銀行口座 必要 不要 必要
特徴 日本国内だけでなく、広く世界中で使える。また光熱費や通信費などの支払いもできる。高額の支払いでは、パスコードやサインを求められるので安心。 専用の各カードは、駅、コンビニ、スーパー等で容易に入手でき、チャージ金額もタイミングも自分で決められ、手軽に始められる。一方、系列ごとに用意しなければいけないのは面倒。 銀行のキャッシュカードにデビットカードとしての機能が付いている場合もあるが、国内での利用はあまり進んでいない。
その他 銀行口座振替
QRコード決済等の新しい方式

Visaタッチの様な非接触型も登場してきていますが、カードの切り替えが必要です。

QRコード決済とは?

数あるキャッシュレス決済の1つにPay PayやLINE Payに代表されるQRコード決済があります。
QRコード決済の一番のメリットはポイントの還元率やポイント還元キャンペーンですね。各社が普及にしのぎを削り、そのためのキャンペーンなど魅力的に感じるかもしれません。

ただし感染リスクを減らす目的でのキャッシュレス決済利用であれば、初心者の方には必ずしも必要ではないかもしれません。電子マネーに比べてチャージの必要がない分だけさらに接触機会は減るのですが、以下のような課題もあり、電子マネーに比べて利便性が高いとも言い切れません。

  • 日本国内では対応店舗がまだまだ少ない。
  • 様々なQRコード決済方式が混在していて分かりにくい。
  • 現在複数のQRコード決済を、総務省や大手銀行などが“JPQR”として統一しようと動き出したばかり。
  • 必ずスマホが必要。交通系/流通系電子マネーの様にカードだけでは決済できない。

キャッシュレス決済おすすめの組み合わせ

ここまで電子マネーについて説明してきましたが、残念ながら「カード1枚さえあれば生活に困らない」という社会にまで至っていません。
そこで、まずは以下の組み合わせから始められてはいかがでしょうか。

電子マネー + クレジットカード + 現金

電子マネー クレジットカード 現金
日々のお買い物など、少額決済用 高額決済や海外での利用 対応していないお店や、災害等の停電時

CHECK!
キャッシュレス決済だけで生活するのではなく、災害時なども考慮して現金と併用する事が当面は良さそうです。しかし、現金払いの機会を減らすことは、そのまま感染リスクを下げることにつながります。

CHECK!
人との接触機会を減らす観点から、併せてセルフレジを用いるのも良いかもしれません。

電子マネー・キャッシュレス決済を活用してもっと便利に

電子マネーに慣れてきたら、電子マネーと他のサービスとを組み合わせることで、さらに便利になります。例えば電子マネーやクレジットカードをスマホへ登録することでスマホ決済ができ、お財布がなくてもスマホさえあれば簡単に買い物ができるようになります。他にも、電子マネーとクレジットカードを連携させることで自動チャージが可能になり、電子マネーの残金が足りなくて決済できない! という不便が解消されます。また、銀行のオンラインサービスと連携したり、家計簿アプリと連携したりすることでお金の管理がしやすくなります。
これら様々なサービスをうまく活用することで、感染リスクを減らしながら、暮らしの便利とお得を手に入れましょう。

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