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誰にも聞けなかったマナー講座 ホテルに宿泊するときのマナー

暮らし

旅行や冠婚葬祭、出張などでもお世話になることの多いホテル。一般的に、ホテルでは欧米式のマナーが求められます。ロビーや廊下はパブリックスペースなので、振る舞いには気を付けましょう。
また、旅館のように、到着後にお茶をいれてくれるような習慣はありませんが、リゾートホテルなどは特別なサービスが受けられることが多いので、要望があれば伝えてみましょう。
せっかくの宿泊、気持ち良くくつろぎたいもの。正しいマナーを身に付けて、ホテルでのひとときを優雅に楽しんでください。

お風呂の使い方

バスマットを敷き、バスタブの周囲が濡れないよう気を付けて使用します。シャワー使用時はシャワーカーテンの裾を必ずバスタブの内側に入れましょう。

日本式の旅館と異なり、バスローブ、スリッパで部屋の外に出るのはNG。

Point

ルームサービスなどを頼み、部屋にスタッフを招き入れる際は私服へ着替えた方が良いでしょう。

使用済みのタオル・パジャマは……

使用したタオルやパジャマ、バスローブ、バスマットなどは、まとめてバスタブの中へ。お部屋に放置するのはもちろん、使用したかどうか分からなくなるので元の場所へ戻すのはやめましょう。

お部屋の備品

飲み物

お部屋に備えてあるコーヒー・紅茶などは自由に飲んでOK。カップやグラスが足りないときは、フロントにお願いすれば持ってきてもらえます。

アメニティー

ハブラシや使いきりのソープ、使い捨てスリッパなどは、宿泊費に含まれているので持ち帰ってもOKです。

アメニティー

お部屋のタオル、バスローブや備え付けのボディーソープなどを持ち帰るのはNG。

出発するとき

ベッドを整える

起床後、ベッドを乱れたままにしておくのはNG。きれいに整えておきましょう。

使用したものを片付ける

お菓子のゴミや食べ残し、ペットボトルはゴミ箱へ。
使用したコップはすすいで1か所にまとめておきましょう。

Point

部屋にあるものはすべて「忘れ物」扱いになってしまいます。不要なものはゴミ箱へ!

複数人で宿泊する場合は……

代表者のみがフロントへ向かい、チェックイン・チェックアウトの手続きを行うようにしましょう。

Adviser

井垣 利英(いがきとしえ) (株)シェリロゼ代表取締役 、 人材教育家、 マナー美人塾塾長

名古屋生まれ、東京在住。中央大学法学部在学中からフリーアナウンサー としてテレビ出演。
2002年(株)シェリロゼを起業。20年間で2万人を指導。自社の【会話美人講座】【マナー美人塾】でマナー、プラス思考、話し方などを指導。また全国の企業で、社員研修や講演会を年間100本ほど行う。
やる気とマナーを上げる日本で唯一の専門家。
著書は『ふんわりと上昇気流に乗る生き方』(サンマーク出版)、13万部を突破した『しぐさのマナーとコツ』(学研)など19冊。

シェリロゼ
https://www.c-roses.co.jp/
YouTube
https://www.youtube.com/user/104toshia

 

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