『マスクで隠れるからって手を抜いていませんか?』
これまで経験したことのない新型コロナウィルスの影響。わたしたちを取り巻くライフスタイルも大きく変化してきました。ステイホームがあけて、外出する機会が増えてきたと思いますが、今やどこへ行くにもマスクの着用が必須となりました。

暑さや湿気が厳しくなる中、汗やマスクの摩擦でメイクが崩れたり、マスクにファンデーションやリップがついて不快な思いをしたことはありませんか? かといって、メイクをせずに「すっぴん」で外出するのはハードルが高いですよね。ほんの少し前までは、職場や対面で人と話すときのマスク着用は失礼にあたる、という風潮がありましたが、今はマスクを着用しないほうがマナー違反という状況です。出かけてから帰るまでマスクをしたまま、という毎日を過ごされている方が多いのではないでしょうか。
マスク着用時のメイクは、マスクから上の部分、アイメイクが重要なポイントになってきます。今回はマスク着用時でも目元が上品に美しく見える、メイクのコツをご紹介します。第4回でパーソナルカラーを活用したメイクについてお話をさせていただきましたので、それを参考にご自身の色味選びをなさってください。
Type 1サマータイプ
基本イメージは「エレガント」
チークは淡いピンク、アイシャドウはブルーやパープル系などをグラデーションで。強いコントラストは避けて、青みのある涼しげでやわらかな、ふんわりとした色でまとめましょう。
Type 2ウインタータイプ
基本イメージは「ドラマチック」
チークは控えめ、アイシャドウはブルー系でまとめてラメやシルバーをアクセントに加えても。目か口元どちらかにポイントを絞ったコントラストの強いメイクが似合います。
Type 3スプリングタイプ
基本イメージは「ヘルシー」
チークは暖かみの感じられるピンクをのせ、ナチュラルで健康的なイメージでまとめましょう。アイシャドウは他のシーズンの人に比べて似合う色のバリエーションが広いので、お出かけのシーンに合わせて楽しみましょう。
Type 4オータムタイプ
基本イメージは「ナチュラル」
チークは赤みの強い色で華やかに、アイシャドウはゴールドやブロンズが混ざったような、深みのある色を選びましょう。色味を抑えたナチュラルメイクが似合います。
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下地作り

マスクでこすれた時にヨレないように、ファンデーションの使用は控えて、ベースメイクで色味を整えましょう。肌の色にあった、少し色がついたメイクアップベースを使います。また、クマが気になる方はコンシーラーを使って目の周りを少し明るく見せましょう。
最後に全体にルースパウダーで仕上げると、メイクが崩れにくくなり、もちが良くなります。
アイシャドウ

パーソナルカラーに合わせたアイシャドウを。今回はマスクをしたメイクなので、少し色味を多めにのせましょう。かといって、メイク崩れの原因になるので、塗りすぎやグラデーションの重ねすぎはNGです。アイラインは少し控えめに。
アイシャドウのカラーと洋服の色をあわせると、華やかに明るく見えます。
アイブロウ

ご自身のパーソナルカラーにあわせて瞳、髪の色と同じ色味で、普段より少し丁寧に仕上げましょう。マスク着用時は顔の下半分が隠れてしまうため、眉の印象でお顔まわりの印象も大きく変わります。
ペンシルとアイブロウパウダーで、ふわっとしたナチュラルな眉に仕上げるのがコツです。アイブロウマスカラで眉毛一本一本を立ち上げると、いつもより立体感が出て、明るい眉に仕上がります。
全体的に薄くぼやっとしたナチュラルすぎる眉や、太くボサボサな眉尻だと清潔感がなくだらしなく見えてしまうので、きちんとカットすることを忘れずに。
マスカラ

マスクをつけていると、湿気でいつもより崩れやすくなります。ビューラーで根元から毛先に向かってしっかりとカールさせましょう。
マスカラ下地を使うとカールのキープ力が長続きします。マスカラはウォータープルーフタイプを選べばマスクによる湿気対策になり安心です。その上にマスカラコートを重ねると、さらに崩れを防止します。
完成

最近は様々な素材やカラーのマスクも増えてきました。パーソナルカラーを活かしてマスクとメイク、服もコーディネートすることができれば「マスク生活」も少し楽しく感じられるかも知れません。 ぜひ、楽しみながら、チャレンジしてみてください。
NEXT
次回は「顔の形に合わせたヘアスタイルの選び方」についてご紹介します。
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