前回お伝えした、正しいウォーキングでのポイントを生かして、ランニングに取り組んでみましょう。分かっているつもりでも、意外とできていないこともあります。実際に走ってみると、ポイントを意識するとしないでは大きな違いを実感できるはずです。
正しいランニングフォーム
走り出す時に、足を前に出して進むのではなく、立った状態から重心を前に移動することで、倒れそうになる力を利用して足を出します。そうすることで、足を出すというエネルギーを抑え、足を前に出すことでブレーキをかけずに自然に進むことができるのです。
足を出すイメージとしては、体の軸に対して腰を切り返しながら、腰→膝→下肢が順に振り出されていくようにします。腰を柔らかく使うことで、骨盤を使って足を振り出すことができるのです。
腕の振り方は、体の前で抱え込んだり、横に振り出すのではなく、後ろに引くようにします。その際、肩周りは力まず、肩甲骨周辺の力も緩めることで呼吸も楽になります。
ポイント
- 良い姿勢から、重心をわずかに前へ移動する
- 体が前へ倒れそうになる力を利用して走り出す
- 走りが安定した際、体は少し前傾気味に
- 前傾姿勢によって、足を強く蹴らなくても前に進む

悪い例
- 姿勢が悪いと前に進む力が得られない
- 前に出した足がブレーキとなってしまう
- 足の力だけで走ると疲労が早い
- 重心が後ろだとスピードに乗れない
NEXT
次回は「マシンを使ったランニング練習」です。
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