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特集 ここが知りたい!マンションリフォームQ&A

マンション生活

マンションリフォームを検討する場合に浮かぶさまざまな疑問を、Q&A方式でお教えします。

QUESTION 01マンション専有部分のリフォームって、したほうがいいの?

リフォームの義務はありませんが、専有部分の設備の劣化がマンション全体の問題につながることもあります。 国土交通省がマンション管理規約の標準モデルとして定めるマンション標準管理規約では、防犯・防音などに対応するための修繕の必要性について触れ、管理組合が速やかに工事を実施できない場合、区分所有者の責任と負担で実施することを盛り込んでいます。また、水回り設備などは寿命があり、故障・破損すれば階下への被害も考えられます。リフォームは計画的に検討することをおすすめします。

QUESTION 02部屋の中なら何でもリフォームできる?

専有部分のリフォームは基本的に区分所有者の自由ですが、コンクリートの耐力壁やパイプスペースの位置といった室内の構造により、制約がある場合もあります。 また、玄関ドアやサッシは共用部となりますので、区分所有者が勝手に取り換えることはできません。ただし、錠と玄関ドアの内側の塗装部分は専有部分なので、鍵の交換や玄関ドアの内側の塗り替えなどは可能です。ただし管理組合の許可が必要な場合や管理規約に規定がある場合がありますので確認しましょう。

QUESTION 03区分所有者自身の都合でリフォームの予定を立てても良い?

リフォームを決めたら、管理組合への届け出が必要です。マンションによって異なりますが、一般的に工事ができるのは9~17時の間であることが多いので、どんな工事を行うのか、期間・時間はどれくらい掛かるのかなど、必ず管理組合へ届け出ておきましょう。工事中は住民以外の施工会社や職人さんが出入りすることになり、物品の搬入や作業音などで周囲に迷惑をかけることもあります。工事前後に近隣への丁寧な説明と挨拶が欠かせません。

QUESTION 04見積り費用以外にもお金が掛かることがあるって本当?

一般的に、見積りにはリフォームにかかる費用が全て含まれていることが前提です。ただし、リフォーム期間中にホテルに宿泊したり、銭湯や外食施設を利用する場合の費用は別途掛かります。
なお、追加費用が掛かるのは「古いユニットバスを解体したら、その下の配管に破損が見つかった」「工事施工直前や施工中に、自身の都合で工事内容を変更した」場合など。見積りに何が含まれているか、追加で掛かる可能性のある費用はあるかなどを施工会社が説明してくれますので、納得のいくまで確認しましょう。

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