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くまもると学ぶ! 知っ得マンション生活 リフォームで快適なキッチンに

マンション生活

おうち時間が増えたここ数年、マンションリフォームの現場では、在宅ワークのしやすさやウイルス対策を考慮した施工が増え、一時は商品が品薄になるほどだったといいます。日本ハウズイングの子会社で、当社管理物件におけるリフォームを数多く手がける日本コミュニティー株式会社の担当者に、昨今のリフォーム事情を聞きました。

教えてくれた人

能勢 春菜さん日本コミュニティー株式会社
リフォーム部

快適さとウイルス対策を兼ね備えたリフォームが人気

2020年から続いたコロナ禍で、私たちの生活スタイルは大きく変わり、この間、多くの人が一日の大半を家で過ごすようになりました。それに伴い、快適さを求めて家の中を見直す方も多く、壁紙や照明を明るくしたいというリクエストから、リビングの一角にテレワーク用のスペースを作りたい、1つだった部屋を夫婦それぞれが在宅ワークできるよう2つに分けたいといった要望まで、リフォームに求められるニーズにも明らかな変化が見られました。

出典/住宅リフォーム推進協議会「令和3年度住宅リフォームに関する消費者・事業者実態調査」
令和4年1月公開資料の結果をもとに作成

各メーカーの反応も早く、タッチレスの自動水栓や抗菌仕様のレバーハンドル、除菌水が出る洗浄便座やユニットバスなど、ウイルス対策を意識した商品が次々と登場。その進化のスピードに驚くと同時に、それらの商品によって「安心感を得られた」「気持ちが明るくなった」という声も多く聞かれ、やはりリフォームは、居住者さまの気持ちを明るく前向きにできるものなのだと再認識しました。


QUESTION 01キッチンはシステムキッチンごと交換しなければいけないの?

丸ごと交換しなくても、水栓やレンジフード、コンロなどを部分的に交換することが可能です。最近では、静かな音で24時間緩やかに換気し続けるレンジフードや、手をかざすだけで水が出るタッチレスの自動水栓が人気です。
また、キッチンが独立した間取りのお宅では「開放感がほしい」というリクエストで、キッチンとリビングを仕切っている壁の一部をくり抜いて、キッチンにいながらリビングの様子が見える窓をつけたケースも。外食を控え、自宅で食事を作る機会が増えた分、快適なキッチンを求めるご家庭が増えたと思います。

Before

After


QUESTION 02光熱費の高騰を考えると、水まわりはエコ仕様にするべき?

地球環境に配慮した商品は15年ほど前からありますが、その進化はとどまるところを知らず、今なお新しい商品が出続けています。たとえば、使用頻度が高いキッチンをタッチレスの自動水栓に交換すれば、水を流しっぱなしにする回数はおのずと減り、さらに、水とお湯が明確に分離されているので、レバー水栓でありがちな“水とお湯の中間あたり”を使うことがなくなり、無駄なエネルギーを削減できます。各メーカーの仕様によって省エネ効果は異なりますが、タッチレスの自動水栓の場合、ほとんどの商品で約10~20%前後の省エネ効果が見込めるといわれています。

また、バスルームでは、水に空気を含ませることで節水を実現したシャワーや、追い焚きが最小限で済む断熱効果の高いバスタブなども登場しています。何より、最近の商品はお掃除が簡単なものが多いので、それこそがエコであり、時短にもつながると思います。


QUESTION 03工事費や材料費が高騰しているって本当?

コロナ禍に物流が止まったことで材料が不足し、さらに世界情勢により輸送費も高騰、人手不足で工事費も軒並み上昇傾向にあるので、最近はリフォームに掛かる費用が年間で20%くらい値上がりしており、これまでに類を見ない価格の高騰が起きています。
一方で、近年は政府が子育て支援に力を入れているため、令和3年には、一定の要件を満たすリフォームを行う場合に最大30万円の補助金が交付される「こどもみらい住宅支援事業」が創設されるなど、何かとお金が掛かる子育て世代にはうれしい制度も。こちらの制度は令和4年11月に申請受付を終了していますが、今後も同様の制度が始まる可能性があるので、このような国の住宅支援事業も視野に入れると、リフォームも検討しやすくなると思います。



リフォームをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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