どんなに素敵な新築マンションでも、年数が経過するほどに設備は少しずつ劣化してくるもの。お住まいのマンションのお悩みは「リフォーム」で解決できるかもしれません。マンションリフォームの基本とトレンドを学んで、自分に合ったリフォームを考えてみませんか。
マンションリフォームの鉄則
- 予算と時期の計画を立てる
- 暮らし方の変化を考慮する
- 信頼できる施工業者を見つける
リフォーム期間の目安
リフォーム箇所 | 期間 | 備考 |
---|---|---|
トイレ | 半日~1日 | 3時間程度使用不可 |
洗面所 | 1~2日 | 壁・床張り替え含む |
キッチン | 3日 | アイランドキッチン・対面式キッチンに変更の場合は1週間~ |
浴室 | 3~4日 | 3日目の夜から入浴可能 |
内窓設置 | 1時間/一窓 | |
壁紙張り替え | 2時間~1日 |
期間は目安です。マンションの構造・広さ、商品、その他の要因により異なります。
複数箇所をまとめて施工することで期間が変動する場合があります。
人気のリフォーム箇所

LIXILリフォームショップLTS青葉中央店の場合
マンションリフォーム計画の例

水回り設備の寿命は何年? 資金は計画的に貯蓄を
リフォームや設備交換を検討される方の状況はそれぞれですが、半数以上は「壊れたから」という理由です。しかし、例えばユニットバスの場合、“業者による下見→見積もり→工事内容決定→契約→受注生産→工事”となり、およそ1カ月かかります。その間、自宅のお風呂には入れません。また、水漏れが発生すれば階下に迷惑が掛かり、多額の賠償金が発生するケースもあります。
住宅設備にはどうしても寿命があり、その期間は使用頻度やお手入れの方法によって変わります。実は、強すぎる洗剤が配管の劣化を早めてしまうこともあります。目安として、水回りは10年経過したらリフォームを検討すると良いでしょう。
マンションには修繕積立金の負担があるので個人的な修繕費用を忘れがちですが、「○年後に△△のリフォーム」と計画を立て、資金を貯蓄していくことがおすすめです。
トレンドは「お掃除簡単」「節水 ・ 節電」
住宅設備は日々進化しています。リフォームは見た目がキレイになるだけでなく、暮らしやすさを手に入れることができます。 近年のトレンドは「お掃除簡単」「節水・節電」です。少ない水で流せるトイレや、寿命が長く取り換えの手間が少ないLED照明に変えることで、節水・節電になります。ほかにも、結露対策にもなる内窓の設置や吸湿する壁紙への張り替えも効果的です。また、一部屋減らしてリビングを広くしたり、収納を増やすことも可能。
悩みや希望は納得するまで施工業者に相談しましょう。最も不安な費用については、先に予算を伝えておくことで、予算内でより的確な提案を受けやすくなります。 そしてリフォームで大事なのは、「アフターフォロー」です。できれば地域密着で長く手がけているお店等、近隣で評判の良い業者を選びましょう。
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