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お片づけのプロ水谷妙子さんの暮らしの整え方 <スケジュール管理編>

暮らし

整理収納アドバイザー水谷妙子さんが考える、「家族が笑顔になる暮らしの整え方」についてお届けしています。第14回目のテーマは「家族の予定はスマホアプリで一元管理。紙のカレンダーを併用すれば、子どもとも共有できる」です。3人の子どもたちそれぞれの予定を管理、家族共有するコツを教えていただきます。

目次

  • ポイント① 手帳をやめて、その場ですぐに確認・更新できるスマホアプリを利用
  • ポイント② 子ども自身が予定を把握するために、紙のカレンダーも併用
  • ポイント③ 水谷家流 漏れなくスケジュールを管理するコツ

ポイント①手帳をやめて、その場ですぐに確認・更新できるスマホアプリを利用

現在水谷さんは中学2年の娘さん、小学生の息子さん2人を子育て中。3人とも部活や習い事で忙しく、週末はそれぞれの予定に合わせて親が送迎や付き添いを行っている状況です。

「長女が小学6年生のとき中学受験関連の予定が入ったり、その後長男が野球チームに加入したりしたことで、家族全員でまとまって行動する機会がぐんと減りました。週末ごとにさまざまな予定が入るため、ここ数年は特に全員分の予定を頭で把握しておくことが難しくなったと感じています。」

水谷さんは、スマホアプリと紙のマンスリーカレンダーを併用。ベースにしているのは、複数のメンバーやグループでスケジュールを共有・管理できるスマホアプリ「TimeTree」です。

「夫とスマホアプリで予定を共有しています。在宅勤務や出張などの仕事のスケジュール、子どもの学校行事や旅行など、日程が分かり次第入力。以前は手帳を使っていたのですが、常にスケジュールを把握・更新したいのでアプリに切り替えました。仕事中なら手帳が常に手元にありますが、例えば子どもの通院など出先で手帳を持参していない時に“後で手帳を確認してから確定の連絡を入れる”というひと手間にストレスを感じていました。予約を決めるその場で、スマホでサッと確認できるほうが圧倒的にラクなのです。」

数あるスケジュール管理アプリの中からTimeTreeを選んだのは、1ヵ月単位で予定をざっくり視覚的に把握しやすいからだそう。

「TimeTreeのインターフェイスは月間、週間どちらでも選べます。私は週や日単位でそれぞれの予定を時間まで細かく把握するより、1ヵ月でざっくりと確認したいタイプ。それにこのアプリは仕事や家族など、カテゴリーごとに予定の表示色を変更できるところが便利です。“今日は子どもの●●がある”、“仕事の予定が入っている”などと、目で見て瞬時に確認できて助かっています。どんな表示タイプが使いやすいのかは人それぞれ。私にはTimeTreeが合っているようです。」

ポイント②子ども自身が予定を把握するために、紙のカレンダーも併用

TimeTreeを使っているのは夫婦のみ。3人のお子さんとは紙のカレンダーでスケジュールを共有しています。娘さんが小学6年生のときに使い始めました。

紙のカレンダーも、アプリとインターフェイスを合わせたいという理由でマンスリータイプを選んでいます。今年はケイエス販売の「からすのパンやさん一家 ファミリーカレンダー」を利用中。

選んだ理由は5人分の予定が書き込めること、そして予定を書き込む欄が色分けされていること。

「ファミリーカレンダーはバーチカル(日付が上から下に向かって垂直に配置されている)タイプ、しかも4人分しかスペースが用意されていないものも多いんです。このカレンダーはマンスリーブロック。5人分のスペースがそれぞれ色分けされていて、誰の予定かパッと見て分かりやすい。書き込みが一段ずれていた、というような単純ミスも限りなく減らせます。」

カレンダーに書き込むのは、子ども3人の部活と習い事、子ども関連イベント、家族旅行など。午前と午後で異なる予定が入ることも多いため、ブロックの中央に線を引いて左が午前、右が午後と分けて記入できるような工夫もしています。

定例の習い事は、月末にカレンダーをめくる際に翌月のスケジュールを書き込み、大事な予定は確定したタイミングですぐに記入します。子どもたちはこのカレンダーで先々の予定をいつでも確認できるため、水谷さんにいちいち尋ねてその都度アプリを確認という手間も省けます。

ポイント③水谷家流 漏れなくスケジュールを管理するコツ

スケジュールを把握し、漏れなく遂行するために、水谷さんが意識していることをいくつか教えていただきました。


学校の年間予定は、新年度にすぐTime Treeに入力

「子どもたちが学校から持ち帰る年間予定表は、手元に届いたらすぐにアプリに入力します。学校行事を優先して、夫婦の仕事や家族のイベントの計画を立てるためです。でもその前に、紙を見ながら長男の予定、次男の予定、2人共通の予定でカラーを分けて線を引きます。色分けして細かく確認しながら入力するのは少々面倒ですが、漏れやミスをなくすために必要な作業。年度始めにやっておけば、先々の予定まで把握しやすいです。」


アプリ入力は夫婦で分担し、負担を軽減

「お互いの仕事に関する予定は自分で入力するとして、子どもの予定を私ひとりで把握し、入力するのは大変。入力漏れも心配だし、やった・やらないでもめるのも嫌なので、あらかじめ担当をおおまかに決めています。学校や病院関連の予定、次男の習い事の予定は私の担当、長女と長男の塾、スポーツの習い事の予定は夫が担当しています。」


仮の予定もとりあえずアプリに入力しておく

「日時が確定するまでタイムラグがある場合もありますが、仮の状態でもアプリに入力しておくのがマイルールです。入れておかないとダブルブッキングが起こってしまう可能性があるし、調整中に他の予定が入りそうになった場合はわざわざメールやメッセージをさかのぼって確認して候補日を外さなければなりません。候補日が複数上がっている場合も、全ての日程に(仮)と付けて入力。決定した時点で、残りの候補日を削除します。」


時間厳守や絶対に外せない予定はリマインダーbotで通知

「仕事や家事、子育てに忙しい今、予定を全部把握するのは不可能です。だから自力で頑張ろうとはせず、便利なサービスに頼っています。LINEのパーソナルリマインダーbot、リマインくんを使い、うっかり忘れてしまいそうな予定は自分宛にLINE通知が届くようにしています。」


3人の子育てをしながら仕事や家事も、となれば、予定管理だけに気を取られているわけにはいきません。だからこそ、自分が確認しやすいインターフェイスのアプリやカレンダーを選ぶことが、スケジュール管理の近道といえそうです。ぜひ参考にしてみてください。

教えてくれた人

水谷妙子さん

整理収納アドバイザー1級。夫と中学生、小学生の5人暮らし。無印良品で生活雑貨の商品企画・デザインを13年間務め、500点以上の商品に携わる。2018年独立。お片づけ講座開催、雑誌やWeb、テレビなどで活躍するほか、ホームページ「ものとかぞく」インスタグラム(@monotokazoku)にて片づけやものについての幅広い知識を紹介中。著書に『水谷妙子の片づく家 余計なことは何ひとつしていません。』(主婦と生活社)、『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び』(主婦の友社)がある。

佐藤望美執筆者

ママファッション誌、ライフスタイルメディアを中心に執筆。得意分野は育児、トラベル、ライフスタイル、ファッション。インテリア、片づけ、ミニマリスト関連の書籍を数多く編集。トラベルエディターとして国内外の旅行取材も多く、子連れ旅情報をまとめたウェブサイト「FOOTABY!」を運営中。自身も中学生、小学生の子育てに奮闘中。

撮影/木村和敬(blowup studio) 取材・文/佐藤望美 編集/藤島麻衣子(LINUS)

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