今回ご紹介するのは、目の錯覚を利用した「輪ゴム貫通マジック」です。身近にある輪ゴム2本だけでできるマジックですので気軽にチャレンジしてみてください。
用意するもの
- 輪ゴム 2本
今回の解説動画では黄色と赤色の2本の輪ゴムを使用していますが、実際にこちらのマジックを行う際には、色は2本とも同じ色でもOKです。

STEP01
「2本の輪ゴムを使った貫通マジックです。」と観客相手に伝え、輪ゴムを2本両手に持って見せます。
POINT
輪ゴムを引っ張って伸ばして見せて、観客(相手)に切れ目がないことをしっかりと確認してもらいましょう。

STEP02
①両手の人差し指と薬指に輪ゴムを引っかけるようにして持ちます。
人差しの輪ゴムを「上の輪ゴム(A)」、薬指の輪ゴムを「下の輪ゴム(B)」とします。さらに、「上の輪ゴム(A)」の上側を①、下側を②、「下の輪ゴム(B)」の上側を③、下側を④とします。

STEP03
②上の輪ゴム(A)の輪の中に両方の親指を手前側から入れ、②を、③と④の間まで下にずらすようにして引っ張ります。親指で作ったスペースに中指を裏側から入れて、親指は中指を入れると同時に抜き、中指で引っ張ります。

CHECK
この時上の輪ゴム(A)と下の輪ゴム(B)の2本の輪ゴムが交互になっていることを確認してください。順番は、上から下に向かって、①→③→②→④の順番です。

STEP04
STEP03をもう一度(合計2回)行います。
①と③の間に両方の親指を手前側から入れ、③を、②と④の間まで下にずらすようにして引っ張ります。中指にかかっている輪ゴムを一度外して、親指で作ったスペースに中指を裏側から入れると同時に親指を抜き、中指で引っ張ります。すると、実際には中指の内側で2本のゴムがねじれていますが、観客(相手)には2本の輪ゴムを持っているように見せることができます。

CHECK
この時の順番は、上から下に向かって、①→②→③→④の順番になっていて、両方の中指の内側を確認すると、上の輪ゴム(A)と下の輪ゴム(B)がねじれていれば準備完了です!

STEP05
「輪ゴムのこことここがつながります」と観客(相手)に伝えながら、輪ゴムの内側を親指で弾きつつ「1、2、3」とカウントダウンし、3の瞬間に、「輪ゴムがつながります!」といって片方の手の中指を離します。

STEP06
つながった箇所を見せながら、「2本の輪ゴムがつながりました!」と観客(相手)に伝えます。輪ゴムが中指の内側でねじられていることで、つながっているように見せることができます。

STEP07
続けて、「つながった輪ゴムをよく揉んであげると一瞬で(2本の輪ゴム)が外れます」といって、2本の輪ゴムを体の中央辺りで持って左右に引っ張るようにして数度輪ゴムを伸び縮みさせます。伸び縮みさせている最中にもう一方の中指を輪ゴムから外し「外れました!」といって観客(相手)に外れた2本の輪ゴムを披露しましょう!

演技POINT
慣れるまではSTEP02~STEP04を観客(相手)の前でばれないように準備するのは、時間も掛かりますし、手元を見ずに、話術なども駆使しながら観客(相手)の視線を手元からそらすなど、技術が必要になります。なので、STEP01のように2本の輪ゴムを見せずに、STEP02~STEP04を裏で準備したうえで、STEP05から観客(相手)にお披露目することがおすすめです。 手元を見ずに準備できるようになったらぜひSTEP01から観客(相手)の前で披露してみましょう!
このマジックが上達するといろいろなアレンジもできるようになるので、練習して新たな輪ゴムマジックに挑戦してみてください。今回は特別に輪ゴム貫通マジックの応用編を「ADVANCE MAGIC TECHNQUE」として動画内でご紹介しています。マジシャンToshiさんの鮮やかなプロの技をぜひご覧いただき、参考にしてみてください!
先生のご紹介

Toshiマジシャン
ホテル、レストラン、著名人のプライベートパーティーでのパフォーマンスを中心に活躍。真っ新な感性と、洗練された演技で大切なお客様の心をとらえ魅了する。他にもレクチャー講師、プライベートレッスンとあらゆるシチュエーションで活動中。メディア番組出演をはじめ制作協力等、活動のフィールドを拡げている、プロのマジシャン。
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Facebook(まちづくり マジシャンToshi)
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