井垣先生をお手本に、ホテルのお部屋での快適な過ごし方を学びましょう。
就寝の準備
きちんとベッドメイクされたベッド。快適に眠るために準備をしましょう。

ベッドスローを外す
ベッドスローとは、ベッドの足側にかけてある細長いカバーのことです。フットスローともいい、靴のままベッドに横たわるときに布団を汚さないためのものです。寝る時には不要なので、外してたたんでおきます。靴を乗せるものなので、表面が内側になるようにたたみましょう。


枕を選ぶ

ホテルのベッドには、硬さ、高さの異なる枕が2つ以上備えてあるのが一般的。好みの枕を選びましょう。
使用しないものは邪魔にならない場所へ。

使用しない枕やベッドスローなどはソファや椅子にまとめて置いておきましょう。
シーツを外に出す
ホテルのベッドメイキングでは、シーツがベッドの内側に折り込こんであるのが一般的。
そのままでは窮屈になってしますので、あらかじめ外に出しておくと寝やすくなります。


Column
宿泊時のチップは必要?
海外のホテルでは必要になるチップ(心づけ)。日本のホテルでは、チップの料金がすでに宿泊費に含まれているため、気にする必要はありません。
日本国内であればホテルでも旅館でも基本的にはチップは不要ですが、こちらの都合で部屋を変えてもらったり、お子様にサービスを受けたりなど、特別なおもてなしをしていただいたらお渡しした方が良いでしょう。どのくらいのおもてなしを受けたかによりますが、一般的には1,000~3,000円くらいの金額を「ぽち袋」や白い紙など必ず何かに包み、お世話になった方へお渡ししてください。
ホテルにお願いしても良いことは?
部屋の設備に不具合があったり、備品が足りなかったりした場合は、遠慮することなく申し出ましょう。フロントに依頼すれば、足りないものを持ってきてくれます。また、近隣の観光情報を教えてくれたり、タクシーの手配も対応してくれることがほとんど。クリーニングサービスも有料で受けられるホテルもあるので、出張などで宿泊される方は利用されると便利です。
Adviser

井垣 利英(いがきとしえ) (株)シェリロゼ代表取締役 、 人材教育家、 マナー美人塾塾長
名古屋生まれ、東京在住。中央大学法学部在学中からフリーアナウンサー としてテレビ出演。
2002年(株)シェリロゼを起業。20年間で2万人を指導。自社の【会話美人講座】【マナー美人塾】でマナー、プラス思考、話し方などを指導。また全国の企業で、社員研修や講演会を年間100本ほど行う。
やる気とマナーを上げる日本で唯一の専門家。
著書は『ふんわりと上昇気流に乗る生き方』(サンマーク出版)、13万部を突破した『しぐさのマナーとコツ』(学研)など19冊。
シェリロゼ
https://www.c-roses.co.jp/
YouTube
https://www.youtube.com/user/104toshia
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