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くまもると学ぶ! 知っ得マンション生活 大規模修繕工事期間中、安全&快適に過ごすために

マンション生活

長期にわたり、マンションに多くの関係者が出入りする大規模修繕工事。その期間中も、居住者はできるだけ普段どおりの生活を送りたいものです。毎日を安全かつ快適に過ごすために、現場作業員が行っている取り組みや、居住者一人一人にできることをご紹介します。

教えてくれた人

朽木 一喜日本ハウズイング株式会社
事業統轄本部 営繕管理部
営繕企画グループ兼施工管理グループ グループマネージャー

現場管理者や作業員のための教育制度を設けて
ルールやマナーへの理解を深める

工事期間中の管理においてもっとも大切なことは、居住者の皆さまの安全を確保することです。そのために私たちは、工事担当者、フロント担当者、管理員など多くの視点で工事区画と生活動線を確認し、徹底した安全対策を行っています。

例えば、事前に行われる環境調査では、介護車両や幼稚園バスの往来、小学生の帰宅時間などを把握し、その時間帯の工事車両の出入りに配慮するなど作業計画に反映します。また定期的に、現場を管理する管理者に対して現場管理者研修を実施し、作業員にも動画を使った新規入場者教育を行うことで、“ベランダに入室する際の声かけや作業中の会話は最小限に”“ベストや腕章の着用”など、現場でのルールやマナー、居住者の皆さまへの配慮を徹底しています。
このように、工事に際しては、居住者の皆さまの安全・安心を第一に考えて取り組んでいますが、一方で、居住者の皆さまの協力も必要不可欠です。事前説明会への参加や、掲示板を見ていただくことはもちろん、工事期間中はお知らせや注意事項をその都度、黄色い用紙で全戸に配布していますので、必ず目を通して、工事へのご理解・ご協力をお願いします。


QUESTION 01足場を使った不法侵入があるというのは本当?

部外者の侵入を防ぐため、1階まわりへの金網設置や、足場に入るための扉を暗証番号が必要なオートロック式にするなど、様々な工夫をしていますが、それでもなお、注意が必要です。特に、上階は普段から窓の鍵をかけずに生活しているご家庭も多いので、外出の際は必ず施錠するよう呼びかけ、また、窓につける補助鍵を配布しています。なかには、足場からの不審者対策として、警報システムを備えたり、出入り口の扉や侵入しやすそうな箇所にセンサーライトを設置する場合もあります。

また、かつては白が多かった、外壁改修を行うときの塗料やタイルの破片などの飛散を防止するためにマンションを覆う仮設シートも、最近では透過性の高い黒のメッシュが主流に。外からでも人の姿をしっかり確認できるので、防犯対策に効果的です。また、日本ハウズイングの工事関係者は、必ず黄色い腕章または黄色いベストを着用しているので、ひと目で識別することができます。


QUESTION 02ゴールデンウィークや年末年始など、長期休暇をはさむ場合の対策は?

1日に数回、警備員が巡回して足場に異常がないか、不審者がいないかを確認します。また、バルコニー側のメッシュシートを外して、長期休暇の期間だけ、外から足場が見える状態にしておくケースもあります。 敷地内に資材などを置いておく場合は、安全面を考慮し、簡単には近づけないよう柵を設置するなどの対策を行い、居住者の皆さまに危険が及ばないようにしています。それでも万が一、何か起きてしまった場合は、弊社緊急センターにご連絡ください。


QUESTION 03プライバシー保護のために、居住者ができることは?

ベランダ等窓周辺での作業もあるので、レース状カーテンはできる限り閉めておくことをおすすめします。工事前や工事中に配布されるお知らせを確認し、該当する日だけでも閉めるようにしましょう。


QUESTION 04塗料で駐車してある車が汚れたりしない?

駐車場付近で作業をするときは、車を移動していただいたうえで作業をするようにしていますが、難しい場合は車にカバーをかけて、塗料などが付着しないよう対策します。車に限らず、居住者の皆さまの所有物に関しては細心の注意を払って作業しています。

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