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くまもると学ぶ! 知っ得マンション生活 居住者の皆さまの暮らしをサポートする 「マンション管理員」

マンション生活

居住者の皆さまが安心かつ快適な毎日を送れるよう、日々、建物の安全や暮らしに目を配っているマンション管理員。敷地内の点検や清掃を行う姿を目にすることも多いと思いますが、実は、その業務内容は多岐にわたります。管理会社と居住者の皆さまをつなぐ、マンション管理員の仕事についてご紹介します。

教えてくれた人

関 正一イトーピア武蔵野ブランマーク 管理員

研修制度を取り入れ、“認知症サポーター”の養成も

居住者の皆さまの生活に寄り添い、快適なマンション生活をサポートする管理員。その仕事は、主に「受付・清掃」「点検」「立会」「報告」「渉外」の5つに分類されます。一般的にはすべての業務をひとりで行いますが、マンションによっては複数の管理員で役割を分担したり、清掃作業のみ清掃員が行うこともあります。

管理員に専門の資格は必要ありませんが、日本ハウズイングでは、支店の申請に応じて新任研修を行い、長年管理員を務めているスタッフにもフォローアップ研修を実施。管理員の心構えや居住者の皆さまとのコミュニケーション方法について、講義を行います。

また、認知症に関する正しい知識と理解を持ち、認知症の人や家族の手助けをする“認知症サポーター”も養成しています。2020年12月末日現在、全国で13,017,997名の認知症サポーターが活動していますが、そのうち、日本ハウズイングが養成した人数は10,217名。さらに、認知症サポーター養成講座の講師が可能なキャラバン・メイト168,894名(全国累計)のうち、232名が日本ハウズイングの社員です。


<管理員の業務内容>

01受付・清掃

宅配業者や介護ヘルパーをはじめとする来訪者の対応をしたり、駐車場や駐輪場、集会所といった共用施設の利用希望者に対して、書類やカギの受け渡しを行います。また、居住者の皆さまからの要望にも対応します。

清掃では、エントランスやロビー、階段、廊下、駐車場、ゴミ置き場、敷地内の通路など、共用部分の掃き掃除や拭き掃除を行います。また、くもの巣を除去したり、植栽の水やり、雪が降った際は除雪作業を行うこともあります。

02点検

エレベーターや自動ドアが正常に作動するか、廊下の電球や非常灯が切れていないか、敷地内に無断駐車している車がないかなど、さまざまなことを目視でチェックします。

03立会

マンションの入退去時の引っ越しをはじめ、電気設備、消防設備、給排水設備などの定期点検や修繕、ゴミの回収など、外部の業者が行う作業を見守ります。

04報告

立会の記録や設備点検の結果、居住者の皆さまからの要望など、管理担当者に報告するための書類を作成し、提出します。また、連絡事項や居住者の皆さまに広く告知したいことなどは、管理組合や管理担当者の指示を仰いでお知らせを掲示したり、回覧板をまわします。

05渉外

水道局や清掃事務所、非常時には消防署や警察署へ連絡を入れることもあります。


QUESTION 01マンション管理員の役割は?

居住者の皆さまが快適に暮らせるようサポートすることが最大の役割だと考えています。そのため、日頃から外出時に「いってらっしゃい」と声をかけるなど、あいさつを欠かさないようにすることで、居住者の皆さまとコミュニケーションをはかっています。また、小さな子どもや高齢者の見守りなども行うようにしています。

QUESTION 021日のタイムスケジュールを教えてください。

事務作業をするとき以外は管理室を空けていることが多いのですが、居住者の皆さまが困っていることや要望を伝えやすいよう、人の出入りの多い時間帯は在室するように心がけています。そうすることで、何かあったときでも早めに対処することが可能です。

QUESTION 03マンションを管理するうえで、日頃から心がけていることは?

管理員として日々業務にあたっている中でも、どうしても気づけないこともあります。そのため、居住者さまから寄せられるお声には親身になって耳を傾け、改善につなげられるよう気をつけています。近年では、防災対策としてエレベーター内に備品ボックスを置いたり、簡易トイレやランタンなどを備蓄する物置を設置するなどの対策を施しましたが、これも、元は防災意識の高い居住者さまの声がきっかけでした。そうして安心して暮らすことができると、居住者の皆さまも笑顔になってくださいますし、ときには「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただくこともあり、そのたびに喜びとやりがいを感じています。

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