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くまもると学ぶ! 知っ得マンション生活 安全を第一に「緊急時の対応」

マンション生活

災害に限らず、マンションやビルで緊急事態が発生したときの対応は?
24時間365日体制で居住者の皆様に安心・安全を届ける当社緊急センターの担当者に話を聞きました

教えてくれた人

武田 幸弘日本ハウズイング 事業統轄本部
カスタマーセンター 緊急センター センター長

大規模災害を見据えて東京と大阪が相互サポート

日本ハウズイングには、居住者の皆様が設備の不具合などでお困りになっている際の問合せ窓口として〝緊急センター〞という部署があります。ここでは警備会社の監視情報や物件で発生するトラブル情報を集約。それに基づき、警備員や技術スタッフが現地へ駆けつ けるよう要請します。
また、阪神・淡路大震災や東日本大震災の教訓から、東京と大阪の2拠点体制を整えており、大規模災害などでいずれかのセンターが機能できなくなっても、もう一方のセンターにより継続して業務を提供することが可能です。
実際、昨年9月に関西で発生した台風21号では、電話が殺到するなど混乱状態が続く中、大阪ではお客様からの電話対応に注力し東京ではデータ処理や警備会社、技術スタッフと連携するバックアップ体制で事態に対応しました。


QUESTION01インターホン警報でもっとも多いのは?

ガス漏れ警報が最多!気化したアルコールにも反応します
もっとも多いのは、室内のガス漏れを知らせる警報です。ガス漏れ感知器は可燃性ガスに反応するため、換気不十分な部屋でフランベ(お酒をかけて火を付け一気にアルコールを飛ばす調理法)などをすると、鳴動してしまうことも。殺虫スプレー、ヘアスプレーでも鳴動することがあるので、使用する場所には十分に注意しましょう。

お部屋でインターホン警報が鳴ると管理事務室の親機が鳴動する仕組み。その親機に連動して警備会社に情報が入り、警備員がお部屋に駆け付けます(※設備機器遠隔監視契約物件に限る)。

緊急センターのここがスゴイ!

東京と大阪は、テレビ会議システムによって常時情報を共有。さらに、停電が発生しても、蓄電池によって業務の継続が可能なので、居住者の皆様のSOSに迅速に対応することができます。


QUESTION02災害に備えてできることは?

豪雨

地下に停めてある車は水没しないように安全な場所へ
地下に流れ込んだ水はポンプで排水されますが、集中豪雨では排水能力を超える量の雨水が流れ込むことも。立体駐車場の地下に停めた車両は水没することもあるので、早めに安全な場所へ避難させましょう。またベランダも、ドレンにごみが詰まると 水があふれ、室内に浸水する恐れがあるので、定期的な掃除が必要です。

立体駐車場

ベランダのドレン

台風

ベランダにはできるだけ物を置かないようにしましょう
ベランダに物が置いてあると、強風で飛ばされて窓ガラスが割れるなどの事故につながることも。飛ばされやすい物は室内に片付けましょう。また、隣の部屋との隔て板が割れてしまった場合も、避難通路を確保するため、大きな物などで目隠しはせず、管理員や管理会社へお知らせください。

ベランダの隔て板

地震

マンションの共有部分に危険が潜んでいることも
ガラスなどが高所から落下してくることがあるので、慌てて外に飛び出すとかえって危険が増すことがあります。また、エレベーターが停止した場合、エレベーター会社の対応は官公庁や病院が優先。そのため、閉じ込められてしまった場合は救出まで時間がかかる恐れがあります。万一動いても、避難が必要な場合は非常階段を利用してください。


QUESTION03停電のときは警報器も作動しないの?

バッテリーが続く限りは作動します
自動火災報知設備は、停電時の監視時間が60分と消防法で定められています。また、警備会社などの遠隔監視装置も、ほとんどがバッテリーを搭載しているので、しばらくは作動します。なお、災害による停電の多くは電力会社による事故停電や計画停電です。復旧の目処は電力会社にお問合せください。


QUESTION04避難するときに気を付けることは?

必ずコンセントを抜きましょう
東日本大震災のときは、避難生活中に停電が復旧し、電源が入ったままの電気ストーブなどが通電して留守宅で火災が発生するケースが多かったそうです。家を空ける際はコンセントを抜くか、ブレーカーを落としましょう。


取材・文/坂井仁美

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