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誰にも聞けなかったマナー講座 パンの食べ方のマナー

暮らし

フランス料理のコースなどで出されるパン。その食べ方にもマナーがあります。
せっかくナイフとフォークの扱いが上手にできても、パンの食べ方が今一歩なら台なしです。
正しいパンの食べ方を学んで、堂々と食事を楽しみましょう。

パンを食べ始めるタイミングって?

パンは、基本的には出されたタイミングから食べてOK。
食事中は好きな時に食べて構いませんが、食べて良いのはデザートの前までです。
また、パンには口の中をリセットする役割もあります。料理と料理の間に、パンを食べると良いでしょう。
ただし、パンを食べすぎてメインのお料理が食べられない、なんてことのないように気を付けましょう。

バターの取り方

複数名分がまとめて置いてある場合は、「お先に」と声をかけてから、1人分のバターをバターナイフに載せて自分のパン皿に移します。この時、バターは皿の縁ではなく、皿のくぼみの中に置きましょう。1人分が取り分けてある場合でも、バターは必ずパン皿に移動させて使用します。

バターのつけ方

パンは一口大にちぎってから、バターナイフでバターをつけます。ちぎっていないパンに直接バターを塗るのはマナー違反です。バターナイフは、塗り終わる度にパン皿の上に置きましょう。その時、ナイフの刀は自分側に向けます。

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一口大のサイズとは

口に入る大きさは、「一口大=親指の第一関節のサイズ」と心得ましょう。大きすぎるサイズのパンを頬張ると、口がモゴモゴしてみっともないですし、話しかけられた時にすぐに返事ができません。

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パンくずが落ちてしまったら?

パンくずが落ちてしまうのは当たり前なので、気にしないようにしましょう。手で払い落したり、かき集めるのはスマートではありません。
パンくずは、パンを下げた後にお店の人が片付けてくれるのでお任せしましょう。

Adviser

井垣 利英(いがきとしえ) (株)シェリロゼ代表取締役 、 人材教育家、 マナー美人塾塾長

名古屋生まれ、東京在住。中央大学法学部在学中からフリーアナウンサー としてテレビ出演。
2002年(株)シェリロゼを起業。20年間で2万人を指導。自社の【会話美人講座】【マナー美人塾】でマナー、プラス思考、話し方などを指導。また全国の企業で、社員研修や講演会を年間100本ほど行う。
やる気とマナーを上げる日本で唯一の専門家。
著書は『ふんわりと上昇気流に乗る生き方』(サンマーク出版)、13万部を突破した『しぐさのマナーとコツ』(学研)など19冊。

シェリロゼ
https://www.c-roses.co.jp/
YouTube
https://www.youtube.com/user/104toshia

 

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