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2023年ブームの予感!? 韓国発の“ロゼ料理”を自宅で手軽に楽しもう

食べる

レシピサービス『クックパッド』が発表した “食トレンド予測2023”で、流行の兆しがある食・料理のトレンド5つのうちの一つに選ばれた“ロゼ料理”をご存じですか? 韓国発、SNSでも注目を集める“ロゼ料理”とはどんなものでしょう。自宅で簡単に作れるレシピを管理栄養士の藤橋ひとみさんに教えてもらいました。



辛味をマイルドにして子どもでも食べやすく

ロゼ料理とは、韓国で流行しているロゼ色の料理のこと。韓国料理の定番であるトッポギや辛味の強いラーメンに、牛乳や生クリーム、ケチャップなどを合わせたマイルドな味わいが特徴です。最近では、ロゼパスタなど、韓国料理以外のメニューも登場。辛さを抑えられるため子どもでも食べやすく、家庭料理として日々の食卓に取り入れやすいのが魅力です。

「ロゼ料理に使われるのは生クリームや牛乳が多いですが、ヘルシーにプラスするなら大豆ヨーグルトがおすすめです」と話すのは、豆腐マイスターをはじめ、大豆に関する資格を多数所有し、大豆マニアとして知られる管理栄養士の藤橋ひとみさん。「植物性たんぱく質や大豆イソフラボンはもちろん、乳酸菌も取れるで、大豆ヨーグルトは腸活にもおすすめ。ヨーグルトの“とろみ”を料理に生かすこともできます」

ロゼキムチ鍋

材料(2人分)

  • 豚バラ薄切り肉
    200g
  • 白菜
    200g
  • キムチ
    200g
  • もやし
    50g
  • にら
    1/3束
  • 大豆ヨーグルト
    200g
【A】
  • 300ml
  • 大さじ1
  • 鶏がらスープの素
    小さじ2

作り方

  1. 1枚ずつはがした白菜と豚バラ薄切り肉、キムチを交互に重ねて5cm幅に切る。
  2. 鍋の縁に沿って1.を敷き詰めて、中央にもやし、食べやすい大きさに切ったにらを入れる。よく混ぜた【A】を加えて中火にかける。
  3. 沸騰したら鍋にふたをして、火が通るまで10~15分ほど煮る。
  4. よく混ぜた大豆ヨーグルトを中央にのせて完成。

白菜と豚バラ薄切り肉をミルフィーユ状にして敷き詰めることで、上にのせた大豆ヨーグルトが全体に行きわたります。「キムチとヨーグルト、発酵食品同士の相性も抜群です!」(藤橋さん)

+1アイディア

ロゼの要となる大豆ヨーグルトは、つけダレにしてもOK。
「大豆ヨーグルト(100g)、みそ(大さじ1)、砂糖(大さじ1/2)、白すりごま(大さじ1/2)、ごま油(小さじ1)を混ぜるだけ。コクが出て、大人も子どもも大好きな味になります」(藤橋さん)


ロゼ麻婆豆腐

材料(2人分)

  • 豚ひき肉
    100g
  • 絹ごし豆腐
    1丁
  • 長ねぎ
    1/2本
  • えのき
    30g(約1/6パック)
  • しょうが
    1/2片
  • ごま油
    大さじ1
  • 大豆ヨーグルト
    150g
【A】
  • 大さじ1
  • 鶏がらスープの素
    小さじ2
  • すりおろししょうが
    小さじ1
  • 塩・こしょう
    各少々
  • すりごま・ラー油
    各適量

作り方

  1. 豆腐は1.5cm角に切る。長ねぎ、えのき、しょうがはみじん切りにする。
  2. フライパンにごま油を入れて中火で熱し、長ねぎ、えのき、しょうがを入れて炒める。香りが出てきたら、豚ひき肉を加えて炒める。
  3. 肉の色が変わったら大豆ヨーグルト、豆腐、【A】を加える。
  4. 沸騰直前に火を止めて器に盛りつけ、すりごまとラー油をかける。

ヨーグルトの“とろみ”が片栗粉の代わりに。「マイルドな口当たりなので、辛いのが苦手な方にもおすすめです」(藤橋さん)


教えてくれたのは

藤橋ひとみさん

管理栄養士。株式会社フードアンドヘルスラボ代表取締役。
東京大学大学院医学系研究科、医学博士課程在籍。発酵食品に関する栄養疫学研究を大学で進めながら、コラム執筆、監修、メディア出演など、食と健康の専門家のスキルアップ支援を行っている。

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