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誰にも聞けなかったマナー講座 [結婚式編]招待状の返信

暮らし

結婚式の招待状の返信方法にもマナーがあります。
出席や欠席、予定がわからない場合、それぞれの対応やハガキの書き方をわかりやすくご紹介します。

返信のタイミング

出席の場合

招待状には、「○月○日までに出欠の連絡を」と期日が記載されていますが、受け取ったら、なるべく早く返すのがマナー。席次を確定したいという主催者の気持ちを考えれば、1週間以内の返信が理想です。

欠席の場合

まず電話で出席できない旨を伝えます。その後、返信ハガキを出せば失礼になりません。「すぐに断るのは失礼」という人もいますが、主催者は代わりの出席者を探さなければならない場合もあるので、やはりできるだけ早く連絡を。

予定がわからない場合

招待状が届いた時点で出席できるかわからない場合も、すぐに電話をして、返答を待ってほしい旨を伝えましょう。

返信ハガキの書き方

Point気持ちが伝わるメッセージを

メッセージ欄には、お祝いの言葉、招待への感謝、挙式や披露宴を楽しみにしていることを書くと良いでしょう。

文例

ご結婚おめでとうございます
喜んで出席させていただきます
○○さんの花嫁姿を楽しみにしています

ご結婚おめでとうございます
お招きありがとうございます
おふたりの晴れの門出に立ちあわせていただくことをうれしく思います


PointNG ワードに注意!

結婚式では、別離を連想させる「忌み言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」は使わないようにしましょう。

一例

  • 忌み言葉

別れる、離れる、切れる、終わる、破れる、割る、病気、 壊れる、死ぬ、負ける、悲しむ、四、九、戻る、繰り返す

  • 重ね言葉

くれぐれも、返す返す、たまたま、重ね重ね、次々

Adviser

井垣 利英(いがきとしえ) (株)シェリロゼ代表取締役 、 人材教育家、 マナー美人塾塾長

名古屋生まれ、東京在住。中央大学法学部在学中からフリーアナウンサー としてテレビ出演。
2002年(株)シェリロゼを起業。20年間で2万人を指導。自社の【会話美人講座】【マナー美人塾】でマナー、プラス思考、話し方などを指導。また全国の企業で、社員研修や講演会を年間100本ほど行う。
やる気とマナーを上げる日本で唯一の専門家。
著書は『ふんわりと上昇気流に乗る生き方』(サンマーク出版)、13万部を突破した『しぐさのマナーとコツ』(学研)など19冊。

シェリロゼ
https://www.c-roses.co.jp/
YouTube
https://www.youtube.com/user/104toshia

 

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