今年も暑い夏のシーズンがやってきました。地球温暖化の影響でしょうか、年々猛暑日がふえ、外出時の日焼け対策にもあれこれと気を遣うことが多くなりました。日傘、帽子、メイクなど、対策グッズはいろいろありますが、その中にストールを加えてみてはいかがでしょうか?

「夏にストールなんて暑くて巻いていられない」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ストールは洋服と違って、お手頃な価格で夏の華やかで涼しげなコーディネートが楽しめます。また、一枚羽織ったり、巻いたりすることで、肩周りの紫外線をカットできるし、一石二鳥の小物なのです。

この夏はレモン・オレンジ・ライムなどの柑橘類や南国のフルーツを思い起こさせるカラーや、鮮やかなピンクや赤系などの明るくビビッドなビタミンカラーを取り入れて、明るくおしゃれに紫外線対策を楽しみませんか？

お店のストール売り場を覗けば色とりどりの「紫外線対策」と書かれたストールが並んでいます。UVカットストールといっても、UVカット率や素材は商品によってさまざま。UVカット率がきちんと表記されていて、カット率90パーセントなど、なるべく数値が高いものを選びましょう。また、生地にも2タイプあり、UVカット素材を織り込んだものと、生地にUVカットの加工をしたものがあります。織り込みタイプは半永久的に効果が持続するといわれていますが、加工タイプは洗濯するたびに効果が落ちてしまいます。ご自宅でお洗濯できるのは魅力ですが、数年使ったらUV効果はなくなってしまうため、買い替える必要があります。

また、素材によって汗を吸収し、放出する程度が異なります。ポリエステル、ナイロン素材のものは低く、コットン、麻、シルクは高くなっています。サラサラとした肌ざわりが良いならポリエステルなどの化学繊維製、柔らかく汗も吸い取ってくれるものがよいなら綿製、高級感を重視したいならシルク製など、求める質感に合った素材を選びましょう。ストールは直接肌に触れるものですし、特に首は皮膚が薄く、体の中でも敏感で大切な部分ですから、ご自身の体質にあったものを選びましょう。素材、加工など品物によっても違いますので、品質表示のタグを見たり、お店に方に確認するようにしてください。

以前ご紹介したパーソナルカラー診断を活用したタイプ別でのストール選びもおすすめです。診断結果を元に、ご自身に似合う色を顔回りに当ててみましょう。ベースの色をきちんと押さえていれば、いつもと違った少し冒険したカラーを取り入れてみるのも良いでしょう。柄物や無地など、ご自身の雰囲気に合わせて選んでみましょう。今回はストールの合わせ方の例をタイプ別でご紹介します。

いかがでしたでしょうか。ストールはUV対策にもポイントカラーにもなりますので、ご自身のタイプに合わせたぴったりなカラーやビタミンカラーを取り入れて、暑い夏をストールで楽しんでみませんか？

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