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第10回 正しいお風呂の入り方

日々の疲れを取ってくれるお風呂。何も意識せずともさっぱりとしますが、お風呂には隠された効果があるのです。
今回はお風呂の効果を最大限に引き出すための正しい入浴法をご紹介します。

監修:桜田雄士さん Laluz鍼灸院 院長。東京医療専門学校呉竹学園卒業。はり師・きゅう師免許取得し、東京・渋谷にて開業。鍼灸師として東洋医学はもちろん、西洋医学にも精通。生化学的な見地からの治療方針は、簡潔にして明瞭。現在は、ファッションショーで活躍する海外ショーモデルにも多くの顧客を持ち、美しい体づくりには定評がある。

どうすれば日々の疲れが取れるの?

お風呂で疲れが取れるメカニズム

お風呂に入ると体が楽になりますが、その理由は酵素にあります。人間の体は化学物質でできています。そのため、体の中では様々な化学反応が起きています。その化学反応を効率的に起こしてくれるのが酵素なのです。

例えばある化学反応を実験室で起こす場合、1週間かかるような化学反応が、体内では酵素の働きにより一瞬で起こります。

このように酵素が働くためには最適な温度があります。37度から40度が最適と言われており、お風呂に入ることで体温が上がり酵素が働きやすくなるのです。その結果、代謝が円滑に進み、疲労が回復します。

正しいお風呂の入り方

温度と時間を設定する

お風呂の入り方には2種類方法があります。1つ目はストレス発散を目的とした入浴方法。2つ目はリラックス・回復を目的とした入浴方法です。

今回は、リラックス・回復を目的とした入浴方法を説明します。

まずお風呂の温度は41度に設定しましょう。入浴時間は10分くらいにするといいでしょう。

また、お風呂上がりの体温は36度台であることを目安にしましょう。わきの下で測る体温を外殻体温といい、実際に体の奥の深部体温は、外殻体温より1度高くなります。内臓の温度を37度台にするためには、わきの下の温度が36度台であることが望ましい温度と言えます。

ダラダラの汗は禁物

お風呂に入る際の注意点があります。それはお風呂上がりにダラダラと汗をかかない程度の入浴にとどめるということです。

ダラダラと汗をかいてしまう時は、お風呂の設定温度を1~2度下げたり、もしくは入浴時間を5分に短縮するなどしてください。

なぜかというと、汗を促す汗腺は交感神経に支配されているからです。つまり、汗をかいている時点で体は、緊張をつかさどる神経である交換神経が優位な状態になっているのです。

疲れをほぐし、リラックスしようとお風呂に入ったのに、リラックスとは逆の結果を招くことになってしまいます。汗の様子を見ながら、自分に合った温度・時間を見つけていきましょう。

豆知識

ヨガとホットヨガは別物!?

ヨガとホットヨガはどちらも人気が高いエクササイズです。ところが、得られる効果はまったく別物なのです。先ほども述べた、汗腺が交感神経に支配されていることと関係があります。積極的に汗をかかないノーマルなヨガは副交感神を経優位に、発汗量の多いホットヨガは交感神経が優位になります。

同じ動作でも汗をかく・かかないで、生体内の反応は真逆になるのです。ぜひ、目的に合ったヨガをお選びください。

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