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第9回 肩こりは防げる

多くの方が悩まされている肩こり。様々な予防法、解消法が紹介されているにも関わらず、なかなかなくなることがありません。そこで今回は、どなたも納得できる合理的な肩こりの予防法をご紹介します。

監修:桜田雄士さん Laluz鍼灸院 院長。東京医療専門学校呉竹学園卒業。はり師・きゅう師免許取得し、東京・渋谷にて開業。鍼灸師として東洋医学はもちろん、西洋医学にも精通。生化学的な見地からの治療方針は、簡潔にして明瞭。現在は、ファッションショーで活躍する海外ショーモデルにも多くの顧客を持ち、美しい体づくりには定評がある。

予防法がたくさんあるけど、何がいいの?

仕事と運動、使う筋肉は一緒

第8回のコラム「疲れ目の解消法」で、目を使っている間は頭を固定するために首の筋肉が緊張するとお伝えしました。同じように手を使っている間は肩甲骨まわりの筋肉が緊張します。この緊張は弱い力ではありますが、長時間におよぶと筋肉も疲労してきます。普段私たちが感じている身体の疲れとは、この筋肉の疲労のことなのです。この疲労でとても厄介なのが、弱い力のため筋肉を使っているという自覚症状がほとんどないこと。そのため、使う時間が長時間になってしまうのです。さらに、こうした疲労状態であるにも関わらず、運動不足だからと運動してしまうと余計に筋肉が疲労することになります。仕事をしている人に必要なのは運動ではなく、休息なのです。

こまめな肩甲骨運動で、疲れを溜めない!

疲れない筋肉は存在しません。ですからできるだけ疲れを溜めないことが、何よりも大切です。そこでおすすめなのが、長時間におよぶ作業の手を止めて肩甲骨を2回動かすことをこまめに行いましょう。
どちら回しでも良いので、2回だけ肩甲骨を意識しながら肩を回してあげてください。また、デスクワークで猫背になってしまう人は、壁に手を付いて腕を曲げ、胸を広げるストレッチもおすすめです。ポイントは、ほんのり伸びていると感じられる弱い力でやることです。筋肉は強い刺激で簡単に緊張してしまうので、強めに行い「あー、効いてるー!」と感じる時は、効いていないばかりか逆効果です。また、第8回コラム「疲れ目解消法」の中で出てきた“肩をすくめて首を回す”動作を合わせて行うととても効果的です。

やり過ぎは禁物

ポイントはこの運動もやり過ぎないこと。なぜならこの動きの目的が、長時間におよぶ弱い力の緊張を一時的に断ち切ることだからです。重い荷物も一旦置いたり、持ち直すだけで少し楽になるのと同じです。やり過ぎてしまうと、ただでさえ肩甲骨周りの筋肉を使っているのに、さらに筋肉を疲労させることになります。何かと運動不足が指摘され、体動かすことに意識が行きがちですが、仕事で使っているのも同じ筋肉なのです。その使い方や動きが大きいか小さいかだけの差でしかありません。

豆知識

運動で免疫力が下がる!?

運動は身体に良いという認識が一般的ですが、実は運動後は免疫力が低下します。例えば2時間マラソンした場合、免疫力は6時間経っても50%くらいまでしか回復しません。そこで運動後必要になってくるのは、リラックスすることを積極的に取り入れることです。リラックスして副交感神経が優位になると免疫力はアップしますので、運動後はリラックスして過ごしましょう。

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