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第8回 疲れ目の解消法

よく目が疲れたと言いますが、眼球そのものに疲労を感じる神経はありません。実際は目を動かす筋肉が疲労を感じているのです。今回は目が疲れたと感じるメカニズムと、目の疲れの取り方、目に疲れを溜めない方法をご紹介します。

監修:桜田雄士さん Laluz鍼灸院 院長。東京医療専門学校呉竹学園卒業。はり師・きゅう師免許取得し、東京・渋谷にて開業。鍼灸師として東洋医学はもちろん、西洋医学にも精通。生化学的な見地からの治療方針は、簡潔にして明瞭。現在は、ファッションショーで活躍する海外ショーモデルにも多くの顧客を持ち、美しい体づくりには定評がある。

目の疲れを予防するにはどうしたらいいの?

目はなぜ疲れるのでしょうか?

目は6つの筋肉に支えられているのですが、物を見るときにはこれらの筋肉がバランス良く働いて目の位置を固定しています。その間、目の筋肉は持続的に収縮しているのです。

例えば、軽いペットボトル程度のものでも、同じ姿勢で持ち続けていると辛くなるように、目の筋肉も長時間同じ状態を維持すると疲労が溜まってきます。

また、頭がフラフラしていると物が見えづらいので、同時に首の筋肉も持続的な収縮をして頭の位置を固定しています。この間は、首の筋肉にも疲労が溜まっていきます。このように目の疲れには目の筋肉だけでなく、首の筋肉も密接に関係しているのです。

目の休憩と、温かいタオルで筋肉をほぐす!

疲れる前に目を休ませる

重い荷物も一旦置くと楽になるように、一時的に目を休めてあげるだけでも、疲労の溜まり方は変わってきます。

目を休めるには、まずは目を閉じて、目の筋肉の持続的な収縮を断ち切ってあげましょう。それに合わせて首も回して、動かしてあげましょう。

肩をすくめて首を回す

肩をすくめずにそのままの状態では首を回す範囲が広くなり、ただでさえ疲労している筋肉に対して、さらに負担がかかってしまいます。肩をすくめてあげることで首を回せる範囲が狭まり、筋肉を痛めることもありません。小さな運動ですので、一見すると効果が少なそうな印象ですが、首の細かい筋肉はしっかりと動いてます。特に肩をすくめての首回しを頻繁に行うと、首の疲れが溜まりづらい体になります。

目をタオルで温める

目を動かす筋肉には直接触れることができません。そこでおすすめなのは、目の周りを温めてあげる方法です。水で濡らしたタオルを固く絞り、家庭用電子レンジ(500W)で約30秒ほど温めたタオルで目の周りを温めてあげることで、代謝を促す酵素が働きやすくなり、疲労物質が代謝されやすくなります。

※熱すぎるとヤケドしてしまう可能性があります。十分注意してください。

豆知識

目のリラックスには明るい部屋!?

多くの方が、リラックスというと、間接照明のような暗めの部屋をイメージするかと思いますが、実際は通常の照明をつけた明るい部屋の方がリラックスには向いています。

というのも、暗い部屋で目を使うと、多くの光を取り込もうと瞳孔が開くからです。このときに使う瞳孔散大筋は交感神経に支配され、脳はリラックスどころか活動状態となってしまうのです。反対に、明るい部屋では目がそれほど光を取り込む必要がないため、瞳孔が小さくなります。この動きはリラックスに関係する副交感神経に支配された瞳孔括約筋によって行われるため、目を休めることができます。

ただでさえストレス社会で、交感神経が優位になりやすい時代ですので、ぜひ起きている間は副交感神経が優位になるよう部屋は明るくしてあげましょう!

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