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第6回 冷え性の原因と解消法

冷え性でお悩みの方は多いのではないでしょうか。冬に限らず、春先は日中と朝晩の寒暖差も大きく体温調節が難しいため、冷えの原因となることもあります。夏場にはエアコンによる冷えも心配です。そこで今回は、冷え性の原因を探りながら、その簡単な解消法をご紹介します!

監修:桜田雄士さん Laluz鍼灸院 院長。東京医療専門学校呉竹学園卒業。はり師・きゅう師免許取得し、東京・渋谷にて開業。鍼灸師として東洋医学はもちろん、西洋医学にも精通。生化学的な見地からの治療方針は、簡潔にして明瞭。現在は、ファッションショーで活躍する海外ショーモデルにも多くの顧客を持ち、美しい体づくりには定評がある。

なぜ手足の先が冷えてしまうの?

手足の冷えは、なぜ起こるのでしょうか?

冷え性の原因を考える前に、まずは体温に関する体の仕組みについてご紹介します。人体には、体の表面温度を指す外殻温度と、体の中心部分の温度を指す核心温度があり、体温が下がると、内臓の機能を低下させないために核心温度をキープしようと働きかけます。なぜなら、内臓を機能させるためには、ある一定の温度が必要だからです。この時、本来は外殻温度に振り分ける熱を最低限に抑え、できるだけ核心温度に熱を回そうとするのです。

そのため、手や足に熱が行き渡らず冷えてしまうのです。ですから、この状態でいくら手や足を温めたとしても、身体機能を維持するために大切な核心温度に熱を持っていかれてしまうのです。足湯や手を湯につけても冷え性が改善しないのは、そのためです。

手足の冷えを治すには、体幹部分を温めましょう。体幹部分が温まれば、熱が手や足にも回されるようになります。では、体幹部分を温めるにはどうしたらいいのでしょうか。実は、体幹部分を温めるのに、とても簡単で効果的な方法があるのです。

寝るときには、ハラマキを欠かさずに!

おすすめのハラマキは、空気を取り込む“フカフカ”素材

ハラマキは内臓が集まるお腹を直接温めることができるので、冷え性対策にはとても有効です。薄くてぴったりとフィットするものよりも、ゆったりと着られるフカフカ素材の方が空気を取り込むことができるのでおすすめです。あらゆる物質には熱の伝わりやすさを示す数値で、熱伝導率というものがあります。中でも空気は特に熱伝導率が低く、保温力に優れており、冬場に着るダウンジャケットの暖かさは、どれだけ空気を保持できるかが重要となります。

これと同じ理由で、ハラマキも薄くてぴったりとフィットするものよりも、フカフカな素材の方がより多く空気を保持できるため、より多くの熱を閉じ込めることができるのです。こうしてお腹を温めることで、手足にも熱が回り、同時に体温を高めることにより免疫力を高めることができます。日中に着けるのであれば、ぴったりする素材の方が着用しやすいかと思いますが、就寝の際にはぜひ効果の高いフカフカ素材のハラマキを選びましょう。

フカフカハラマキでも、冷え性が治らない…

フカフカのハラマキをしても、冷え性改善の効果がなければ、原因は体が熱を作れていないことにあります。では、どのようにしたらよいでしょうか。注目すべきは筋肉です。体の中で最も熱を作ることができるのは筋肉で、筋肉が伸び縮みする過程で熱を作ります。例えば、寒い時に体が震えるのは、筋肉を伸び縮みさせて熱を作ろうと働きかけているからなのです。ハラマキでの改善効果がない方は、体幹部分の筋肉がガチガチにこわばってしまっているのかもしれません。体幹部分の筋緊張は、免疫力の低下に関わることなので、ぜひお近くの治療院を受診することをおすすめします。

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