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特集 カビ・ダニポイントをチェック!

暮らし

気になるお部屋のカビ・ダニポイントを確認!
見落としがちな場所も、この機会にしっかり対策しておきましょう。

カビ・ダニ危険度を3段階で表示

カーテン

盲点になりがちなのが、カーテンが吸ったホコリ。カビの温床にもなりますので、定期的に洗濯しましょう。秋は空気が乾燥しているので、洗濯後はカーテンレールに戻して干せばOK。

照明のカサ

目線より高く、普段目が届かない場所にある照明のカサにはホコリがたまりがち。特にキッチン付近の照明は、油を含んだベトベト汚れになりやすいのも特徴です。多少の油を含んだホコリ汚れなら、メラミンスポンジに水を含ませて除去できます。ホコリが下に落ちるので、掃除の最初に行いましょう。椅子や台の上に乗るときは、安定性を確認して慎重に!

エアコン

エアコンも空気の通り道。フィルターが汚れていると、汚れた空気や繁殖したカビの胞子が部屋に充満してしまいます。半年に一度は掃除を。「掃除機能がついているから大丈夫」と思っていても、十分ではない場合もあるので要注意。フィルターは、大きなホコリを取り除いた後は水洗いが簡単。汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を使いましょう。

写真提供:ベスト株式会社

玄関

人の出入り、ドアの開け閉めによって、外からの土やホコリがたまりやすい場所。マンションの場合は、ゴミやホコリを掃除機で吸引すると楽です。掃除機は部屋の掃除にも使うものなので、衛生面での工夫が必要です。ゴミパック式なら、玄関の掃除後はすぐに取り換えて。

寝室(ベッド・布団)

ベッドや布団にはダニが繁殖しやすく、その死骸がアレルギーの原因になります。おすすめはダニが入り込めない防ダニシーツ。こまめに洗濯して、寝室を快適な空間にしましょう。

風呂場・水回り

特にお風呂に多く発生するのが、ピンク色に見える麹菌。キッチン用・衣類用等の漂白剤をティッシュやキッチンペーパーに染み込ませて湿布するのがおすすめ。殺菌と漂白ができます。古くなった歯ブラシの毛先でこすり洗いするのも効果的。見落としがちな天井と、換気扇の掃除もお忘れなく。

写真提供:ベスト株式会社

棚・電化製品

棚の凹凸にホコリがたまりやすいので、ハケなどでかき出して掃除機で吸うと簡単です。電化製品は静電気を帯びているので、水で濡らして固く絞ったマイクロファイバー(超極細繊維)製クロスで拭き掃除をします。

床・カーペット

部屋の下部になる床やカーペットの掃除は最後に。目地のあるフローリングの場合は、モップがけの後に掃除機をかけると良いでしょう。カーペットの人が歩くところは毛が倒れ、その下に汚れが入りこんでいるので、それを起こすように方向を変えながら掃除機をかけます。床全体を覆うカーペットより、部分的に取り換えられるタイルカーペットやラグマットなどを部分的に使う方が衛生的で掃除が簡単です。

Column掃除機の正しい使い方

家庭で最もポピュラーな掃除道具、掃除機。吸引力が売りの新製品がどんどん発売されますが、どんなに性能がよくても、使い方が悪ければその実力を発揮できません。
掃除機をかけるとき、“穴掘り”のような姿勢で力を込めていませんか?
正しくは、背筋を伸ばしてリラックスした態勢で、腕が自然と伸びる範囲で前後に動かします。ポイントは「ゆっくりすぎるかな?」と思うくらい(一往復で5~6秒)の速度を守ること。 掃除機が床に吸い付き、ゴミを吸引する感覚がわかるはずです。

Adviser

植木 照夫さん

クリーンプロデューサー、ベスト株式会社代表取締役。掃除実務経験20年以上、国家資格を多数もち、独自の「掃除学」を提供。YouTubeにて「掃除学」のノウハウを発信中。

http://www.osouji-best.com/

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